インパクトの作り方

 
新規お問い合わせのお客様から、
 
このようなご要望をいただきました。

 インパクトのある企画デザインが欲しい。

 難しい要望です。
 しかもこの要望を聞く機会は非常に多いです。
 つまり、インパクトを欲しがるお客様が多いということですね。

 お客様の言っている、インパクトってなんだろう。
 今回は、改めて考えてみました。

 今は、パソコンの普及、機能の発達により、
 デザインされたテンプレートを使い、
 誰もがチラシやDMをつくることのできる時代です。

 表現の敷居が低くなり、文章や動画を
 容易にWeb上に公開できるようにもなりました。
 プロとそうでない人達の境目があいまいで、
 線引きの難しい時代が到来しています。

 そんななかでインパクトを与える企画とは、デザインとは。
 わたしが思うに、一人で机上でできてしまう企画やデザインには
 インパクトがないように思うのです。

 人に聞いたり、現地に足を運んだり、
 人がばたばた動くたびにインパクトというのは増してくるのだと思います。
 人を巻き込み、ときに意見があわないことがあっても、
 いい気持ちも悪い気持ちもぜんぶ混ぜこぜにしてできたものは、
 スタイリッシュではないが、力強く、人に伝わるものになると思います。

 やっぱり必要なのは人の力です。情熱です。
 パソコンはそれを手伝う役に立つ道具です。
 わたしたちがパソコンの発達とともに動かなくていいのではなくて、
 パソコンが発達するからわたしたちももっと動く!
 そうすることでインパクトって出していくものであるという
 
結論となりました。

 それと同時に、プロとそうでない人との境目は、
 プロがみずから動いて差をつけるものであるという気づきがありました。

 インパクトとは、リアルの追求のうえにはじめてあるものととらえました。

 みなさまだったら、「インパクト」どうやって作りだしますか?
 これからのアルタンクのつくる広告とその効果に、ご期待ください!

〜アルタンクニュース30号より抜粋