先日新聞でおもしろい記事があったので、今日はそのお話をします。
人が食べ物を選ぶとき、特に「色」に敏感なのだそうです。
人間の五感のうち視覚が87%を占め、味覚は1%。
視覚は、色…55% 形…45%で決まるというものです。
(日本経済新聞 2008年2月2日の紙面より)
つまり、「見た目」が売れ行きを左右するということなのです。
・パッケージの「色」を変えると、2倍売り上げがあがったソフトドリンク
(色を変えて、形はそのまま)
・色素をはかる機械を使って標準の「赤さ」を満たしていないと
出荷しないマダイ
(標準値に達していない場合は天然色素を含むえさを与えるそうです)
「おいしそう!」という第一印象は見た目とくに色彩からうまれる。
このような人間が感じやすい「五感」を利用して
敏感な対応ができる企業が生き残るのかもしれません。
今売れない…という商品は
ひょっとしたら色をはじめとする「見た目」に問題があるのかもしれません。
わたしたちは食べ物を扱う会社ではありませんが、
視覚に訴えかける表現を日々続けていきたいと考えています。
〜アルタンクニュース46号より抜粋